ディスカス飼育を始める方へ【水槽選びで知っておいてほしい事】

ディスカス飼育

ディスカス飼育で大切な水槽選びについて

生き物を飼うにはいろんな設備や器具が必要になります。とくに熱帯魚は水槽をはじめとして設備にお金がかかってしまうのは仕方がない部分ですが、だからこそ失敗したくないと思います。

ここではディスカス飼育でメインであり、一番お金かかる水槽について、私の失敗談をまじえて書いていきたいと思います。参考にしていただければありがたいです。

なるべく大きな水槽にすべき

ディスカス飼育でメインになるのは、なんといっても水槽になるわけですが、もしもディスカスに魅せられて飼うのを検討している方がいらっしゃれば、一番にお伝えしたいことがあります。それは、

なるべく大きめの水槽にしていた方が良い

です。間違いなく。

場所が許す限りできるだけ大きめの水槽にしておく事をオススメします。

ディスカスに限らず水槽って空っぽの何も入っていない状態で見ると「でかっ!」という感じで結構大きめに見えるんですが、実際に砂やら水草やら魚を入れてみると、意外といい感じになってしまう事が多いです。

大型テレビはお店で見るとすごく大きく感じますが、いざ家に置いてみてテレビつけて観るともっと大きくてもいいぐらいだな…と感じるのに似ています。

そしてなによりも熱帯魚飼育は無限(?)に数を増やせてしまうというヤバい特性(?)があります。

ディスカスは個体差がめちゃくちゃ激しい魚なので、同じ魚は一匹としていません。一期一会です。なのでこの機を逃すまいとどんどんと買ってしまって数が増える増える・・・!

こうなってしまうと、沼にハマってしまったかのようにどっぷりディスカス道まっしぐらです(笑)

それはそれで良いこと(?)なのですが、そうなってしまってもある程度は大丈夫なように、一番はじめの先行投資的な意味合いで、なるべく大きい水槽にしておくのを強くオススメします。

とはいっても、狭い日本の住宅事情では限界があるもの事実なので、一番のオススメサイズは、

長さ120cm×高さ45cm×奥行45cm

のこのサイズです。ですが・・・いきなりこんなデカいサイズをオススメと言われても困る!という方には、その半分のサイズの、

長さ60cm×高さ45cm×奥行45cm

をオススメします。

もちろん、標準の60cm水槽で飼い始めても全然OKだとは思いますが、ディスカスって面が広いといいますか、正面から見るとたまに消えますが、横からは結構場所を取る魚なので意外と狭く感じてくると思います。

正面から見るをディスカスはたまに消えます・・

正面から見るをディスカスはたまに消えます・・

私も久しぶりにディスカスを飼い始めて、最初は45cm水槽に5cmサイズぐらいのディスカスを5匹程度飼っていたのですが、どんどんその数を増やし、思い切って60×45×45の水槽にしましたが、それでも12、3匹を越えたあたりから手狭になり、

90cm水槽を検討しましたが、余裕をみて120cm水槽を購入。しばらくは良かったですが、そこからさらにディスカスがどんどんデカくなってきて数を増やしたい欲求には勝てず、ついに現在は120×60×45の水槽にまで到達(?)してしまいました。

高さが60cmありますが、ディスカスは高さがあった方が綺麗に成長するという話を聞いて、思い切って購入しました。最初買って家に届いた時は「やっちまった…」感があったのですが、魚が入るとやはり意外とそうでもないのです。やっぱりゆとりって大事かもしれないです。

でもやはり、いきなり大きすぎるのは不安だと思うので、長さ60cm×高さ45cm×奥行45cmからスタートするのが無難かなと思います。このサイズだと溜め水水槽にも使えますし、ペアになったディスカスの繁殖用水槽としてもちょうど良いサイズだったりとリサイクル可能です。

60×45×45水槽

ADA製の60×45×45水槽。溜め水水槽として活用しています。

そしてもう一つオススメしたいのが、材質は「アクリル水槽」が良いという事。

水槽の材質にはガラス水槽とアクリル水槽がありますが、昔はアクリル水槽はキズがつきやすいという話もありましたがもうホント昔の話。実際の使った感はガラス水槽とそんなに変わりません。

個人的に一番のポイントが・・・なによりも軽いのです!

私が持ってるガラス水槽の120×45×45よりも、アクリル水槽の120×60×45の方が軽い(一人で持てる)という事実に私は衝撃を受けましたが、これだと模様替えもしやすいし、引っ越しの時とかもラクだし、なにより処分になっても気軽に持っていける・・・そして地震にも強い!これもポイント高いです。

ガラスはハンマーで叩けば当然割れますが、購入したアクリル水槽はなかなか割れないとのこと。そして水族館の水槽にも使われている技術で作られていて、アクリル板同士を特殊な溶剤で溶接する新技術で作られているのだとか。だから相当に強いらしく、私が水槽の上に乗っても全然平気なのも衝撃でした。

と、これは私が感じるアクリル水槽のメリットですが、ガラス水槽は重いけどやはり透明度の高さにはかなわないのは事実だと思います。

ちなみに、じゃあそんなアクリル水槽はどこで買ったのか?といいますと、

熱帯魚のmishima富山店さんから購入しました。

私は回し者ではありませんが、言わずと知れた熱帯魚店の老舗、アクリル水槽を買うならここをぜひ検討の一つに加えても良いと思います。頑丈だし軽いし地震には強いし、検討の一つにぜひとも加えていただきたいです。

また、熱帯魚のmishimaさんであれば白底水槽も選ぶことができます。詳しくは下記記事をご覧ください。

まとめ

ディスカスを飼育するにあたって、水槽選びの参考になれば幸いです。やはりディスカス達にとっても大きめが良いと思いますし、何事も余裕やゆとり、余白はとても重要だと思います。

それではここまで読んでいただいたあなた、ディスカスを飼ってみませんか?

円盤書家

円盤書家

ディスカス大好きな書道をやる人。通算飼育歴10年のうち学生時代に3年、20年近くぶりにディスカス飼育を再開して7年になります。再開した今のディスカス業界の衰退はツラいものがありますが…盛り上げの一助となるべくブログを開設。ディスカスについて思う事をいろいろと書いていきます。

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