ディスカスに限らず熱帯魚飼育は清潔にすることがキモ
ここでは熱帯魚飼育の基本的な考えという、私なりの考えを書こうと思います。
ディスカス飼育に限った話ではなく、熱帯魚という生き物を飼うことひいては人間の生活にも共通することなのですが、ひとことで言うと、
清潔にすることが基本中の基本
というこれに尽きるのかなと思います。
この記事は世界中で起こっているコロナウィルスという感染症が巻き起こっている時期に書いていますが、かつてないほど感染対策に意識が向いている時代と言えると思います。
でもだからこそ、自分の事として理解もできるしディスカス飼育でも理解が深められるのではと思います。
ここでは概念的なお話をしますが、具体的には何を準備すれば良いのか?というのは
私のディスカス飼育設備について【2021年】
上↑の記事を参考にしていただけたらありがたいです。清潔さを保つための掃除のしやすさメンテ重視の設備に振っています…。
清潔さを保つ方法はメンテのしやすさを追究すること
基本中の基本である清潔さを、それではどうやって保つのか?と言いますと、
これはもう言う必要もないのかもしれませんが「適切な掃除をするしかない」ということになります。
人間だって空気が汚れた環境で生活していると、そもそもの健康を害してしまうわけで熱帯魚だってそれは同じなわけです。
特に水質に敏感とされるディスカスにしても、そこの基本がとても大事ですし、実はその基本さえ押さえておけばディスカスはかなり丈夫な部類に入ると思います。
生きるということは、常に「菌との闘い」だと思います。
とは言っても…掃除って大変なんですよね。。学生時代には必ず掃除の時間なるものがありましたが、あまり進んでやる方ではありませんでしたし、周りのみんなも仕方なくやっていたように思います。
分かっちゃいるけどなかなかできないのが「掃除」です。特に水槽や設備が大きくなればなるほど、大変になりますし腰が重くなりがちです。冬場なんか寒くてなかなか腰が上がらないのが現実だと思います。
そこで超重要になってくるのが、掃除やメンテナンスをいかに負担少なく簡単にするか?ということになってくると思うわけです。
「適度に汚れたろ材」を維持すること
それではここまで、
・掃除(メンテナンス)がなによりも大事
・その掃除(メンテナンス)をどう楽にするかを考えよう
を前提として、ここで矛盾するような事なのですが、絶対に気をつけなければならない大切なことがあります。
それは、
清潔といっても無菌状態を目指してはいけない
ということです。
「水清ければ魚棲まず」というコトワザがありますが、まさにその通りで何事もやり過ぎて良いことなんてありません。
清潔さを追究するあまり、掃除のやり過ぎは禁物です。
これはあまり小動物を飼う時にはあまり気にしなくても良いのかもしれないのですが、こと熱帯魚という水モノを扱う場合にはとくに注意したい点です。
熱帯魚飼育・ディスカス飼育におけるキモの部分「フィルター・ろ過器」があります。
水槽のガラス面などは定期的にスポンジでゴシゴシするのは当然なのですが、熱帯魚飼育・ディスカス飼育には必需品ともいえる「フィルター・ろ過器」の洗いすぎは禁物です。
なので「適度に」洗うことが大切です。逆にフィルター・ろ過器の心臓部になるろ材は適度に汚れていた方が良くて、その「適度な汚れ具合を見極める」ことが上手に飼う秘訣と言えると思います。
まとめ
- 基本は掃除(メンテ)が大事
- その掃除(メンテ)のしやすさを考えよう
- ディスカス飼育の一番のポイントは「適度に汚れたろ材」の維持
要は適度なメンテ法を編み出すことが、あなたの快適なディスカスライフに繋がっていくと思います。参考になれば幸いです。
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