【元気な子は元気!】ディスカス飼育はつまる所…

ディスカス飼育

ディスカスを飼育していて、最近つくづく感じることがあります。

それは、

元気な子は何やったって元気!

…という事実。

結局ディスカスを元気に飼うためには、元気はもちろん丈夫な魚をゲットすることが至上命題なのかなと感じます。

元気な魚は拒食になんてならず、赤虫はヤキソバをほおばるように喰うし、ハンバーグは「え?お前それ一口でいくんか?!」という感じの恐ろしいまでの食欲を発揮します。

やはり喰うヤツは元気なわけで、多少の体型の悪さなんて気にならないぐらい綺麗な色も見せてくれます。

逆にハンバーグを喰わなくなってしまった魚はかなりの速度で痩せてきます。。

薬の投与や環境を変えたりとさまざま手を尽くしますが、それでもダメな子はダメで一旦元気になってもやっぱり再発したりとか、なるヤツはなるし、ならないヤツはとことんならない!

…という、今風にいうとある意味でガチャなのかもしれません。

なぜ拒食になるのかは、ストレスが一番の原因と言われていますが、私個人的にはバクテリアの量も因果関係にあるのでは?と思ったりもしています。

そして、そもそも論として、ディスカスに限りませんがタンクブリードという水槽内で繁殖させた生き物というのは自然淘汰がされないという事。

とある方からワイルドのアルタムエンゼルの繁殖に成功したという話を聞いた時に、なんと3千匹もの仔が取れたという話と聞いたのですが、

野生の中の自然淘汰で生き残ったものは、運もあるのでしょうがそれだけ生命力が強いのだと感じますし同時に水槽内ではそれが起こり得ないのだと思います。

ディスカスファームも商売ですから、できるだけたくさんの仔を取ろうとします。利益を出さないといけないわけですから当然のことです。

水槽内でも競争はありますし(ディスカスの性格上、いじめもあるでしょう)、多少の選別淘汰はあるでしょうが、それでも自然界の比ではありません。

ちなみに選別のためとはいえ色揚げ剤の影響のあるのかな…とも感じます。小さい個体なのに尻尾の付け根までギンギンに色が乗りまくったのは要注意なのかも…

そういうことで自然界では本来生き残れなかった魚も生き残れてしまうわけで、我が家の水槽内に来てから元気が無かったり、伸びしろがなかったりすぐに拒食になったりするのは、もちろん水質や飼い方やストレス(または腕前)などさまざまな要因・原因があるのでしょうが、自然の選別淘汰されなかったのを引いてしまうという事をどこかで分かっておく必要もあるのかもしれません。

我が家の水槽内で一番デカくて元気なピオちゃん。18センチ以上のサイズな上に何やったって元気。拒食知らずです。

円盤書家

円盤書家

ディスカス大好きな書道をやる人。通算飼育歴10年のうち学生時代に3年、20年近くぶりにディスカス飼育を再開して7年になります。再開した今のディスカス業界の衰退はツラいものがありますが…盛り上げの一助となるべくブログを開設。ディスカスについて思う事をいろいろと書いていきます。

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