今回の記事は完全なる自己満記事となってしまうのですが、
私は過去の記事でグリーンディスカスの極み「19LS」という名で20数年前、日本のディスカス業界も(たぶん)席捲していたという品種がある!という事を述べていますが、
今回購入できたディスカス君が、当時(20数年前の私が学生だった頃)の夢を叶えてくれそうな可能性を持った子なのです。
「19LS」というのは何ぞや?というのは過去の記事をご覧いただきたいのですが、ざっくりとディスカスという熱帯魚の品種における最高峰の一つと呼べるものです。
いまや日本のディスカス業界は衰退の一途を辿っており、昔なら熱帯魚雑誌から得られそうな情報も現在はこういったブログなどからとなっているのかもしれません。
そんな昔話とも言えますが、これからの若い方へもディスカスという奥深い魚、ディスカス道とも言える世界がある事をお伝えできればと、細々とブログもやっておりますが、
「19LS」という改良品種の最高峰と呼べる魚が当時いて、今ももちろん日本にも少なからずいるのです。
まずは写真はこちら、
サイズは9cmぐらい、少し色上げが入っている子です。
色上げ剤も良し悪しがあるのでしょうが、このサイズ感でこの才能(レッドスポットがたくさん出てる)は現代であってもなかなかのものかもしれません。
なにより、LSというレオパードスキンの名を冠するには、サークルリングというレッドスポットが丸く渦巻くスポットが無ければいけないと私は考えているのですが、
この子はそれが下ビレだけでなく上ビレにも入っている…!
20数年前の当時、学生だった私が衝撃を受けて、憧れてやまなかった個体に近いものがこうして手に入る今の時代は本当に良い時代になったと思います。
ちなみに価格は1万円と少し、これを高いと考えるかどうかは人それぞれだとは思いますが、
上の雑誌の個体は当時、値段こそ公表はされませんでしたがおそらくウン百万円はしたと想像します。
なにしろ、当時世界最高のディスカスファームであったW.W.F.F.という所の、一般の方には絶対に売らないとされている優秀な種親のしかも厳選とかで「セレクトするならダブルプライスだ!」と雑誌にあります。
雑誌の表紙を飾るほどの優良個体でありますし、当時の日本の中でも最高最良の魚だとされているので4~6百万ぐらいはしたかも?とか勝手に想像はしています。
ですが19LSというブランド品種を生み出したこのファーム、一般向けに販売していた19LSも10㎝程度で10数万とかしていました。
しかも個体差が激しいディスカスですから、スポットの数やバランス・サークルスポットの有無などで優秀な個体はもっと値段はヤバい事になっていたでしょう。
そんなバブリー?な感覚なので1万ちょっとなんて破格だろ!!とか思っているのですが、
ここからの問題は私が無事に大きくできるかな…というのが喫緊の課題ではあります。
レオパードスキンのグリーンディスカスは、そもそも劣勢遺伝だと聞いたことがあります。
なので飼育難度もかなり高いのかなと感じます。今までのレッドスポットディスカスも数ヶ月飼ううちに星になってしまう子が多いので、ダメな可能性も高いのですが、、、
ブログ記事にして備忘録的な感じに残しておくのも良いかもと思い、書いた次第です。
私は当時を思う懐古厨~なのかもしれませんが、こんな世界もあったのだよということでウェブのログに残しておきます。
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