熱帯魚ディスカスの発色が劇的に変わる?!白底水槽でもっと綺麗に!

環境・水質

知る人ぞ知るディスカス水槽の白底の威力?!

結論から述べさせていただくと、ディスカスを飼育するならば水槽の底は白色にすることをオススメします!

理由は単純で、ディスカスの発色が良くなって綺麗に見えるからなのです。

ここではディスカス飼育では半ば当たり前(?)なのかもと私は考えている水槽は白底にすべき理由とその入手方法について述べさせていただきます。

ディスカスはカメレオンみたいに擬態する?!

ディスカスは、カメレオンやタコにみたいに擬態して自分の色を変化させることのできる魚です。

元気なディスカスはそれだけで明るい発色になって綺麗な姿を見せてくれますが、水槽内の環境の明るさにも影響されてさらに明るさを増すようです。

カメレオンやタコなどは捕食目的で周りの色に擬態してその姿を変化させますが、ディスカスはそもそも捕食される側のため、自分を守るために自然と周りの色に合わせて自分の色を変化させていると考えられます。

ディスカスのあの丸い体型とその薄っぺらい姿からも分かるように、彼らは基本的に逃げにや見つかりにくさに特化した連中です。

ブラジルのアマゾン川にいる野生のディスカスはよくピラニアにかじられているのもよく見られるそうですが、外敵に見つかりにくくするために無意識のうちに周りの色に合わせているのだと思います。

そのため水槽の底を通常の透明や黒から白い色にするだけで、ディスカスの発色が自然と変わりより綺麗な姿を見せてくれるようです。

ちなみにあるショップでは、まったく同じ種類のディスカスを白底水槽とそうでない水槽に入れて販売したところ、明らかに白底水槽の方のディスカスが売れるという話を聞いたことがあります。

同じショップで水質も照明も同じにもかかわらず、やはり周辺環境に影響されるのは間違いがないのかなと思います。

部屋も明るくなります

そういう事から、私ももちろん白底の水槽にしておりますが、以前のガラス水槽を比べて明らかにディスカスの発色が違うと感じます。

そしてもうひとつの嬉しい誤算みたいな感じですが、白底にして部屋が明るくなりました。

ライトはそのまま同じものを使っているのですが、底が白い分ライトの光を余計に反射して私のディスカス部屋全体が明るくなりました、というのは蛇足です^^;

そんな白底水槽にするには…

要は白い環境にすると良いという、試す価値がありますという話なのですが、

今お使いの水槽の底が透明であれば、手間はかかってしまいますが白いパネルを敷いてみるのも手かと思いますし、側面に白パネルを貼ってみるのも良いかと思います。

そしてもしも、そんな白底にした水槽をお買い求めの方がいらっしゃれば、

熱帯魚のmishima富山店さんアクリル水槽ページをぜひご覧ください。

実は私もこちらから購入させていただきまして、素晴らしい性能です。

120×60×45水槽

熱帯魚mishimaさんから購入しましたアクリルの白底水槽。ディスカスの発色良好です。(水槽サイズ:横120㎝×縦60㎝×奥行45㎝)

白底水槽のデメリット

ここまで、白底水槽のメリットについてばかり述べてきましたが、デメリットもあります。

先に述べましたが、白底水槽では底の白さでライトの光が反射して部屋が明るくなりますが、それは逆にいいますとまぶしすぎるという事にもなります。

光が加減できるライトであれば良いかもしれませんが、そのまま使うライトではモノによってはまぶしいと感じることがあるかもしれません。

また、白底だとコケなどの汚れが目立ってきます。白色は汚れが目立つのが宿命かもしれませんが、わりと早い段階で汚れが目立ってくるので気になる方は気になってしまうかもしれません。

それから底が白パネルの白底水槽は、値段が割高になってしまいます。こればかりは材料費が高くなってしまう分仕方ない部分はあると思います。

まとめ

ディスカス飼育における白底水槽のメリットとデメリットを述べてみました。ディスカスの性質を生かしたディスカスならではな事だと思いますが、参考していだだけたら幸いです。

それではここまで読んでいただいたあなた、ディスカスを飼ってみませんか?

円盤書家

円盤書家

ディスカス大好きな書道をやる人。通算飼育歴10年のうち学生時代に3年、20年近くぶりにディスカス飼育を再開して7年になります。再開した今のディスカス業界の衰退はツラいものがありますが…盛り上げの一助となるべくブログを開設。ディスカスについて思う事をいろいろと書いていきます。

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