ディスカスを飼育している中で、みなさんもそうだと思うのですが、
彼らをどうやったら元気に健やかに長生きしてもらって、我々の目を楽しませてくれるか?
に尽きると思います。
決して安い魚ではないので、ブラジルから来たワイルドにしろ、ペナンから来た改良品種にしろ、元気でいてもらってお腹いっぱい食べて美しい姿を見せてほしいものです。
そんな彼らの快適さにつながる事として、
流木を入れる
というのをしています。(メンテにすごく邪魔だけど。)
私の現在の飼育方針としては、ベアタンク(水槽の底に砂も敷かずに水草も入れない)で飼いながら、
2~3日に一度は必ず水槽の内部全面をスポンジでごしごしやるようにしています。
バクテリアの湧き具合によるみたいですが、ハンバーグを与えるほど、水槽内部にヌメヌメとして白いのが付いてきやがります。(それとコケも。)
ディスカスの聖地(勝手に私が呼んでる)のマレーシアのペナンでは、一日2回は100%水換えを行うファームもあるんだとか。(しかも子育て中でも構わず!)
しかもペナンは島であり、そんなに大きくもないので水源が無いらしく、本土(マレーシア本土)からのパイプラインで水を引いているそうです。
そのため水質は必ずしも良いとは言えないそうで、カーボン吸着などの多大なコストをかけて水質確保を行うよりないそうです。
それからすると世界一と言われる日本の水道水の水質は相当に良いらしく、これは我々日本のディスカス飼育者の希望にもなるのでは?と思います。
ちなみに、そんな良くないペナンの水質でも、ワイルドをエアレーションのみで繁殖させるトップブリーダーもいるらしく、ディスカス飼育はやはり腕があれば可能性は無限なのだと感じます。
話がそれてしまいましたが、
就寝中のディスカスたちはやはり流木の木陰にひっそりと身を寄せ合って寝てたりします。
直接的に、これで健康で元気になる!
というわけではないかもしれませんが、少しでもアマゾン川に近づける努力としてやって損はないのかもと思います。
ちなみにこちらの記事
で書いた流木に生えるコケを食べるという話もありますが、
結構、流木に自然に生えてくるコケをツンツンしたりします。
安らぎと腸内環境の調整のために、流木投入もアリかも…という飼育事例の紹介でした。
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